解説席か、卒業か
以前のレターで、今季限りでYouTubeを卒業すると書いた。
現在フェアウェルツアーと称していくつかのトークライブを計画しており、先日その第一弾を無事終えたところだ。
NBA開幕を前に飛躍しそうなチームや選手のプレゼン、順位と各賞の予想を行ったので、気になる方はぜひ視聴してほしい。
さて、実は私のYouTube卒業にはひとつ条件がついている。
それは、今季中にNBA解説の仕事が来たら卒業回避、というものだ。
そもそも私がYouTube卒業を決断したのは、YouTubeが他の案件に繋がらないと判断したからだった。
ご存知の方も多いだろうが、YouTubeの広告収入は右肩下がりで、とてもではないがそれだけで食べていけるレベルではない。食べていけるのはごく一部のスペシャルなYouTuberだけだ。
YouTubeで稼ぐのではなく、YouTubeという媒体を活かしていかに案件に繋げられるかがYouTuberの腕の見せ所と言っても過言ではないだろう。
ところが、私にはそれができなかった。
以前から売れていないという感覚はあったのだが、docomoのドラフト特番で同僚の玲央とMQが呼ばれ、私だけ呼ばれなかったことでそれが確信に変わった。しかもわざわざ司会が立てられていて、それも私ではなかった。
ゲストスピーカーにも呼ばれない、普段やっている司会業の依頼も来ないのであれば、八方ふさがりだ。
7、8年は頑張ったし、辞め時だな。
そうは思ったものの、急に辞められるものでもない。同僚ふたりにとっても準備期間が必要だろう。
そこで、あと一年やる代わりに、ラストイヤーはこれまでと違うことをやろうと思い立った。そのひとつがフェアウェルツアーであり、もうひとつが「解説席か、卒業か? 大柴壮平のラストダンス!」という企画である。

