そうだ 高崎STOP、行こう。
先日代々木第二にて、女子3x3世界最高峰のツアー「ウィメンズシリーズ」東京STOPが行われた。国内でのウィメンズシリーズ開催は2019年以来七年ぶりのことだった。
女子日本代表、三菱電機コアラーズ、そして桂葵のいるネフチ・ソカールが予選を勝ち上がり、会場は大いに盛り上がった。
詳しい内容は友人・大西玲央のnoteを参照してほしい。
決勝トーナメントが行われた二日目は、満員とは言わないまでもそれなりの人数が観戦に訪れていた。
これは快挙だと言える。
なぜなら観戦無料がベースの3x3において、ウィメンズシリーズ東京STOPは珍しく有料だったからだ。
代々木第二を二日間借りる費用に加え、世界大会の誘致料、MCやDJを筆頭とした人件費など様々な経費がかかっただろうから黒字だったかどうかは定かではないが、それでも有料であれだけの客を集めたということには価値がある。
3x3は金が回っていない。
その要因は「基本的に観戦無料」という文化にある。基本的に、と書いたのは、一部有料シートを販売するのが一般的だからだ。ただし、とても興行を成立させられる席数ではない。
以前、湘南サンズという3x3のチームを手伝っていたことがある。
母校の英雄であり今は横浜エクセレンスのGMを務める石田剛規のチームで、トップリーグの3x3.EXE PREMIER(当時はPREMIER.EXE/以下プレミア)を主戦場にしていた。
スポンサーから協賛金を集めたり、グッズを売ったり、クリニックをしたりと色々やったが、資金繰りは厳しかったと思う。
活動を続ければ認知度が高まるから、徐々に売上は上がっていったはずだ。しかし、そのプラスを飲み込むほど、年々プレミアの条件が改悪されていった。
興行を行っているのはゼビオグループのクロススポーツマーケティングだ。民間会社なので当然利益を出す必要がある。しかし、興行権は買ったものの、観戦無料、放映も無料のコンテンツから収益を生む錬金術は持ち合わせていなかった。
おそらくゼビオも最初の数年は慈善事業のように運営していたのだと思われる。そのうち耐えられなくなり、大会の賞金を下げた。それでも赤字は埋まらなかったのだろう。今度は年会費を倍に上げた。
この時期にサンズはプレミアから撤退した。今では各チームから当初の三倍の年会費を徴収しているそうだ。
私はここでゼビオを責めたいのではない。加盟権ビジネスは褒められたものではないが、それ以外の解決策が無かったのだろう。
そもそも観戦無料というコンセプトが間違っていたのだとしか私には思えない。
もっとも、観戦無料でスタートしたFIBA側にも言い分はある。
